火砕流で家屋3000軒被害 インドネシア噴火、死傷者増も

東京, 12月06日, /AJMEDIA/

インドネシア・ジャワ島東部のスメル山で4日に起きた噴火で、地元災害対策当局者は6日までに周辺の村で少なくとも家屋約3千軒が火砕流の被害に遭ったと明らかにした。国営アンタラ通信が伝えた。火砕流の堆積物に埋まったままの住民がいる可能性があり、救助当局が重機を投入して捜索を継続。死傷者が増える恐れがある。

大雨で火山灰や堆積物が泥流となって氾濫する可能性もあり、当局が住民に警戒を呼び掛けた。地元当局者によると、スメル山がある東ジャワ州ルマジャン県内では主要な橋が寸断され、一部地区が孤立。橋の復旧を急いでいる。

国家災害対策庁によると、6日までに少なくとも14人が死亡、56人が負傷した。避難者は約1300人に上る。

Follow us on social

Facebook Twitter Youtube

Related Posts