火星地表のサンプル採取 生命の痕跡探査に前進―NASA

東京, 9月7日, /AJMEDIA/

【ワシントン時事】米航空宇宙局(NASA)が打ち上げた無人火星探査車「パーシビアランス」は6日までに、火星地表にある岩石のサンプル採取に成功した。NASAは、採取した鉛筆大の岩が保存用の管に収まっている画像を公開。ツイッターに「取った!」と書き込んだ。

 パーシビアランスは今年2月、かつて湖があったと推定されるクレーターに着陸した。NASAによると、火星地表の土壌を採取し保管するのは初めて。土壌の詳細な調査を通じ、微生物など生命の痕跡の有無を探るのが最大のミッションで、サンプル採取成功は大きな前進となる。

Follow us on social

Facebook Twitter Youtube

Related Posts