東京, 8月12日, /AJMEDIA/
米紙ワシントン・ポスト(電子版)は11日、捜査関係者の話として、連邦捜査局(FBI)によるトランプ前大統領の邸宅「マールアラーゴ」の家宅捜索の対象に、核兵器に関連する機密文書が含まれていたと報じた。事実であれば、国家安全保障に関わる最高機密が不法に持ち出されていた可能性がある。
捜査対象となった文書がどの国が所有する核兵器の情報なのか、実際に文書が回収されたのかは確認できていない。
同紙は「米国が持つ核兵器の情報が流出すれば、対抗システムの構築を図る敵性勢力に道筋を示すことになる」と危惧する専門家の声を紹介。前大統領宅の家宅捜索という前代未聞の捜査当局の対応は、安保上の深刻な懸念を裏付けるものだと指摘している。