北欧2国、トルコ説得 NATO外相会合に参加

東京, 5月15日, /AJMEDIA/

北大西洋条約機構(NATO)は14日、ベルリンで外相会合を開き、フィンランドとスウェーデン両国の外相が参加、加盟申請をめぐる両国内の検討状況をNATO側に説明した。加盟に異議を唱えているトルコとは個別に3カ国会談も行い、説得を開始した。
 スウェーデンのリンデ外相は、ツイッターを通じ3カ国会談で「安全保障状況の悪化とNATOの門戸開放政策について話した」と明らかにした。
 一方、トルコのチャブシオール外相は会合前、記者団に「トルコ国民の大多数はテロ組織を支援している国の加盟に反対し、加盟阻止を求めている」と発言。両国が反政府武装組織、クルド労働者党(PKK)を支援していると主張し、加盟承認に慎重なトルコの立場を明確にした。ただ、両国との協議には応じる姿勢を示していた。

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