ロシアの履行停止は「無責任」 米長官、新STARTで

東京, 2月22日, /AJMEDIA/

ブリンケン米国務長官は21日、ロシアのプーチン大統領が米国との核軍縮条約「新戦略兵器削減条約(新START)」の履行停止を発表したことを受け、「非常に残念であり、無責任だ」と批判した。訪問先のギリシャで記者団に語った。
 ブリンケン氏は「ロシアが実際に何をするか、注意深く見守るつもりだ。いかなる場合でも米国と同盟国の安全保障のために適切な態勢を取っている」と強調した。ロシアのウクライナ侵攻をきっかけに核兵器の脅威が高まる中、冷静な協議を呼び掛けた。
 一方、サリバン米大統領補佐官(国家安全保障担当)はプーチン氏の「(ウクライナの)戦争を始めたのは西側諸国だ」との主張に対し、「プーチン氏は今すぐにでも戦争を終わらせ、家に帰ることができる。誰もロシアを攻撃していない」と反論した。記者団の取材に応じた。

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