フィンランド、対ロ国境の柵強化へ法改正 ウクライナ侵攻で「緊急性高まる」

東京, 7月8日, /AJMEDIA/

フィンランド議会は7日、ロシアとの国境の柵を強化する法改正案を可決した。従来の柵は木製で、家畜が国境を越えないことを主な目的としていたが、より頑丈な柵を設置する。
 ロシアによるウクライナ侵攻を受け、フィンランドは軍事的中立政策を転換し、北大西洋条約機構(NATO)加盟手続きを進めている。ロシアと約1300キロに及ぶ国境を共有するフィンランドでは、ロシアが大量の移民を送り込んで政治的圧力を加えることへの懸念も広がっている。
 法改正について、内務省当局者はAFP通信に「複合的脅威に対する国境警備能力の向上」が狙いだと説明。「ウクライナでの戦争が緊急性を高めた」と語った。

Follow us on social

Facebook Twitter Youtube

Related Posts