パナソニック、創業の一品である配線器具を一貫生産–津工場の製造ラインとショールームを見学

東京, 11月16日, /AJMEDIA/

 壁に設置されたコンセントや天井照明をつけるスイッチなど配線器具は、パナソニックの創業の商品であるアタッチメントプラグや2灯用クラスタなどの流れをくむ製品だ。現在これらを製造しているのが、三重県にあるパナソニック エレクトリックワークス(EW)社の津工場だ。今回、津工場の配線製造ラインの説明会と2022年開設した配線器具のショールーム「Trust Factory TSU(トラストファクトリー ツ)」の見学会に参加した。

 津工場は1943年に松下航空工業津兵器製作所としてスタートし、1945年より、松下電工として配線器具事業を開始している。現在は、約1万品番のアイテムを製造しており、総数約1800名の従業員が働く。配線機器開発と製造のマザー工場として、国内向け製品の製造や、海外向け商品の企画開発や製造体制構築、人材育成を行っている

配線器具のショールーム「Trust Factory TSU」
 津工場に入ってすぐのところにあるのが、4月に、リニューアルオープンした「Trust Factory TSU」だ。基本的には法人顧客向けで一般公開されていない空間を今回特別に見せてもらった。

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