スーパーで乱射、10人死亡 18歳容疑者、人種差別の憎悪犯罪で捜査―米NY州

東京, 5月16日, /AJMEDIA/

米東部ニューヨーク州バファローのスーパーマーケットで14日午後2時半(日本時間15日午前3時半)ごろ、銃の乱射事件があり、地元警察によると、10人が死亡し、3人が負傷した。警察は容疑者として、18歳の白人の男を拘束した。連邦捜査局(FBI)捜査官は記者会見で「憎悪犯罪に加え、人種差別を動機とする暴力的過激主義として捜査している」と明らかにした。
週末のスーパーで惨劇 客らに次々発砲―米NY州

 ニューヨーク・タイムズ紙(電子版)によれば、拘束された容疑者は終身刑になり得る第1級殺人容疑で訴追され、14日に法廷で「無罪」を主張した。
 警察や地元当局などによると、防弾ベストを身に着け、ヘルメットをかぶって武装した容疑者はスーパーの駐車場や店内で銃を乱射した。銃撃された13人のうち11人は黒人で、2人が白人だった。容疑者は元警官のスーパー警備員と銃を撃ち合った後、駆け付けた警官の説得に応じ、武器を捨てて投降したという。
 単独犯とみられ、犯行の様子をヘルメットに装着したカメラを通じてインターネット交流サイト(SNS)へ配信していた。現場のスーパーは黒人居住者が多い地域にあり、ニューヨーク州内にある自宅から車で数時間かけて現場に到着し、犯行に及んだとみられる。

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