カスティジョ前大統領に「反逆罪」 メキシコ亡命失敗―ペルー

東京, 12月9日, /AJMEDIA/

南米ペルーで7日に罷免されたカスティジョ前大統領について、検察は8日、反逆罪などに問う方針を明らかにした。カスティジョ氏には汚職疑惑が浮上中。7日に国会で罷免決議案が採決される直前に国会解散を宣言したが、憲法に反する命令を出したとして国家警察に拘束された。
 カスティジョ氏は拘束時、亡命のため家族とともにメキシコ大使館に向かっていたという。メキシコは伝統的に亡命に寛容で、失脚した中南米の指導者の「駆け込み寺」となっている。
 検察は裁判所に対する拘束請求で、国会解散宣言などの憲法を逸脱した一連の行動について「国家権力と憲法秩序に対する犯罪で、反逆あるいは陰謀罪に当たる」と指摘。7日間の身柄拘束継続を求めて認められた。

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