ウクライナ大統領、東部ドニプロ視察 年内終戦へ兵器支援に期待

東京, 7月9日, /AJMEDIA/

 ウクライナ大統領府は8日、ゼレンスキー大統領が東部ドニプロなどを視察したと発表した。ドニプロは、ロシア軍が完全支配を目指して大規模攻撃を準備しているとされる東部ドネツク州と、一部が占領されている南部ザポロジエ州に近接する工業都市。西側諸国からの支援で火力を強化して反転攻勢を仕掛けるべく、前線近くのウクライナ将兵を鼓舞し、負傷者を見舞った。
 これより先、ゼレンスキー氏は米CNNテレビのインタビューで「国が一つにまとまり、強力な兵器がタイムリーに届き、運と神様がわれわれの側に付いていれば、年末までに多くのことを成し遂げられる」と述べ、年内の戦争終結への期待を改めて示した。
 その上で「われわれが強くなれば、ロシアが対話のテーブルに着かざるを得なくなる」と指摘。一層の軍事支援を西側諸国に要請した。また、「プーチン(大統領)はウクライナ全土を占領する企てを諦めていない」として内外に警戒を呼び掛けた。

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