東京, 12月16日, /AJMEDIA/
欧州連合(EU)は15日、旧ソ連諸国との連携枠組み「東方パートナーシップ」に参加するウクライナなど5カ国との首脳会議をブリュッセルで開いた。ロシア軍の集結情報で緊迫するウクライナ国境情勢などを協議。ミシェルEU大統領は終了後の記者会見で、「ウクライナの主権と領土保全への支持を再確認する機会となった」と述べた。
会議開催は2017年以来。ウクライナのほか、同国と同様にEU加盟を希望するジョージア(グルジア)やモルドバなどが参加した。いずれもロシアの脅威にさらされており、EUは連帯を示してロシアをけん制した格好だ。EUや米国はロシアに対し、ウクライナに侵攻すれば厳しい制裁を科すと再三警告しており、16日に開くEU首脳会議でも改めてウクライナ情勢を討議する。