アップルの課金規則差し止め 米地裁、独禁法違反は認めず―アプリ収益に打撃も

東京, 9月11日, /AJMEDIA/

【シリコンバレー時事】米西部カリフォルニア州の連邦地裁は10日、米アップルのスマートフォンアプリの課金方法をめぐり、他社の決済システムの利用を妨げている規則の恒久的な差し止めを命じた。人気ゲーム「フォートナイト」を開発した米エピック・ゲームズがアップルを相手に起こした反トラスト法(独占禁止法)違反訴訟の判決で、エピック側の訴えの一部を認めた。同法違反には当たらないと判断した。

 90日以内に異議が出なければ命令が発効する。アプリ開発業者は、売り上げの最大30%の配信手数料を徴収するアップルの決済システムの利用を回避できるようになる。特にゲームアプリは同社のアプリストアの収益の大半を占めており、業績への大きな打撃となる可能性がある。

Follow us on social

Facebook Twitter Youtube

Related Posts