「Windows 11」プレビュー版、サードパーティーのウィジェットが利用可能に

東京, 1月31日, /AJMEDIA/

 Microsoftは米国時間1月25日、「Windows 11 Insider Preview」の「Build 25284」をDevチャンネルで公開した。

 このバージョンでは、サードパーティーアプリのウィジェットが利用できるようになった。Metaの「Messenger」アプリが、Windows 11のウィジェットボードで利用できる最初のサードパーティーウィジェットを提供している。

 ウィジェットシステムは、Windows 11の目玉機能の1つだ。しかし、これまでは「Bing」のコンテンツ、「Windows」のヒント、「Game Pass」のプロモーションなど、Microsoftのアプリとコンテンツのみがパネルに表示されていた。Microsoftは、2022年11月にリリースした「WinAppSDK 1.2」を通して、サードパーティーウィジェットの開発を可能にした。

 MetaのMessengerウィジェットはプレビュー版だ。また、ウィジェットシステムには、まだ不安定な部分もある。しかし、Messengerウィジェットの登場は、ウィジェットシステムの未来を初めて垣間見させてくれるものとして、Windows 11ユーザーに歓迎されるはずだ。

 ユーザーは、「Microsoft Store」からMessengerの最新バージョンをインストールした後ウィジェットボードを開く必要がある。ボードの上部に、ウィジェットピッカーを表示する「+」ボタンが配置されているので、ここからMessengerを選択して、ボードにピン留めできる。

 Microsoftは、今後さらに多くのウィジェットが登場するとしたが、現在の実装には少し不安定な部分があると警告している。

 現状では、サードパーティーのウィジェットがウィジェットボードから時折消えることがあるが、ウィジェットピッカーから再度ピン留めすれば、元に戻る。ユーザーが複数のWindowsデバイスにサインインした場合にも、ウィジェットのピン留めが解除されてしまうことがある。さらに、ウィジェットのピン留め/ピン留め解除されたトースト通知の「元に戻す」ボタンが機能しないこともある。

 Microsoftは、「Edge」ブラウザーでのサードパーティーの「Progressive Web Apps(PWA)」ウィジェットのサポートにも取り組んでいる。この機能は、将来的にEdgeに搭載される予定で、現在は実験的機能として扱われている。

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