上皇さま、米寿の88歳 健康で穏やかに生活

東京, 12月23日, /AJMEDIA/

上皇さまは23日、88歳の米寿を迎えられた。お住まいの仙洞(せんとう)仮御所(東京都港区)で上皇后さまとともに規則正しい生活を送りながら、ハゼの研究のため皇居・生物学研究所に通い、今年5月には譲位後初となる論文もご発表。現在は、新たな研究テーマに取り組まれているという。

上皇さまは9月、歴代天皇として昭和天皇の長寿記録(87歳8カ月)を更新された。宮内庁によると体調に大きな問題はなく、日課の庭の散策中、近隣住民と手を振り交わされることも。夕食後、過去の海外訪問の思い出などについて、若い侍従らと懇談することも習慣にされている。

今月5日には、成年皇族となられた天皇、皇后両陛下の長女、敬宮(としのみや)愛子さまと約1年9カ月ぶりに面会し、上皇后さまとともに成長を喜ばれた。初孫で、10月に結婚した小室眞子さん(30)の幸せを願い、静かに見守られている。

研究を支える上皇職御用掛の林公義(まさよし)さん(74)によると、上皇さまは10月から新たな研究にご着手。皇太子時代に取り組まれたハゼの分類を再検討する内容で、「集中して標本をご覧になり、当時の感覚を取り戻されている」という。

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