3年ぶりのワインコンクール 山梨

東京, 7月28日, /AJMEDIA/

 国産ぶどうを100%使用したワインの品質を競う「日本ワインコンクール2022」の受賞ワインが、山梨県庁で発表された。新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの開催となった今回は、27道府県から過去最多の108ワイナリーが出品。全706品のうち260品が受賞した。
 コンクールは今回で18回目。品種や「スパークリング」などの部門別に、ワインジャーナリストやソムリエら25人が、視覚や香りなどの観点で100点満点で審査した。その結果、金賞は24品で、このうち長野が12品、次いで山梨が5品となった。このほか、銀賞71品、銅賞109品、奨励賞56品が選ばれた。
 今回は、欧州系品種「アルバリーニョ」を使用したものや、白ぶどうを原料として赤ワインの製法で造る「オレンジワイン」が、それぞれ初めて金賞を受賞したことが特徴的だという。恩田匠審査委員長(山梨県産業技術センターワイン技術部長)は、「各ワイナリーの自信作が出品される中で選ばれたワインだ。いろいろな日本ワインを楽しんでほしい」と話した。

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