食料危機でロシア非難 G7外相「黒海封鎖が要因」

東京, 6月25日, /AJMEDIA/

 先進7カ国(G7)は24日、ドイツの首都ベルリンで外相会合を開き、アフリカや中東各国で深刻化する食料危機はウクライナ侵攻を続けるロシアによって引き起こされたとの認識で一致した。ロシアが黒海を封鎖し、穀物倉庫や港湾施設を爆撃したことで食料不足が悪化したと指摘。ロシアは欧米の責任と主張しており、これに反論した形だ。
 G7各国は、黒海経由での食料輸出再開をロシアに要求。ウクライナから陸路での穀物輸出を目指す欧州連合(EU)の取り組みを支持した。ウクライナや周辺国への人道支援を強化することも申し合わせた。
 会合は対面とオンラインを併用して開催。東京から出席した林芳正外相は「ウクライナの穀物輸出を支援することが極めて重要だ」と強調し、日本としてさらなる支援を検討すると表明した。

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