露外相とアゼル大統領会談 ナゴルノカラバフ問題協議

東京, 2月28日, /AJMEDIA/

ロシアのラブロフ外相は27日、アゼルバイジャンのバクーを訪問しアリエフ大統領と会談した。係争地ナゴルノカラバフを巡るアゼルバイジャンとアルメニアの紛争解決にあらゆる支援をするとのプーチン大統領の意向を伝えた。アリエフ氏は年内の交渉進展に期待感を示した。タス通信が伝えた。

ナゴルノカラバフを巡ってはブリンケン米国務長官が今年1月にアリエフ氏と電話会談。今月18日にもドイツでの国際会議に合わせてアリエフ氏とパシニャン・アルメニア首相の会談を仲介し関与を深めている。ラブロフ氏の訪問にはウクライナ侵攻で低下した旧ソ連圏での求心力を回復する狙いがあるとみられる。

アルメニアはナゴルノカラバフを巡る2020年の軍事衝突でアゼルバイジャンに敗北。占拠していた領土の大幅な引き渡しを強いられ、停戦と平和維持を担ってきたロシアの対応に不満を示している。

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