長崎市長に元官僚新人 水戸、津、高松は現職―女性、最多7人・統一選後半

東京, 4月24日, /AJMEDIA/

第20回統一地方選後半戦の市区町村長・議員選は23日、投票が行われ、一部を除き即日開票された。県庁所在地の市長選のうち、水戸、津、高松各市長選は現職が当選。現職の引退で16年ぶりに新人同士の争いとなった長崎市長選は、自民、公明両党が推薦し、国民民主党が支持した元国土交通官僚の鈴木史朗氏(55)が初当選を決めた。
<統一地方選ニュース>

 女性の市長選当選者は無投票当選の2人を含め7人。前回の6人を上回り、過去最多となった。埼玉県行田市や東京都東大和市、兵庫県明石市で新人が当選した。
 後半戦は、無投票となった選挙を除く、63市長選、10東京特別区長選などが対象。翌日開票分も24日昼までに結果が確定する見通しだ。
 水戸市長選は現職の高橋靖氏(57)=自民推薦=が共産党推薦の新人を退け4選。津市長選は現職の前葉泰幸氏(61)=自民、立民、公明、国民推薦=の4選、高松市長選は現職の大西秀人氏(63)=自民、公明推薦=の5選がそれぞれ決まった。
 投票率は水戸が42.58%、長崎は47.18%でそれぞれ前回を下回った。前回無投票だった津は31.69%、高松は42.26%だった。
 日本維新の会と地域政党「大阪維新の会」の公認候補9人は、無投票の1人を含め大阪府内の4市長選で当選。同府内の3市長選と京都府木津川、奈良県生駒両市長選では落選した。兵庫県芦屋市長選では26歳の無所属新人が初当選。史上最年少での市長当選となった。
 10区長選は、新人同士の争いとなった豊島区長選で自民、公明両党が推薦した元副区長が初当選。北区長選では、在任の市区長で最高齢の現職(88)が元都議の新人に敗れた。

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