衆院憲法審、来月2日に自由討議 今国会初開催へ

東京, 2月17日, /AJMEDIA/

 衆院憲法審査会は16日の幹事懇談会で、3月2日に今国会初の審査会を開き、自由討議を行うことで合意した。自民党は、改憲項目の絞り込みなど議論の進展を目指す。立憲民主党は予算案の衆院審議中に審査会を開くことに慎重だったが、国会で共闘する日本維新の会の意向を踏まえ応じた。
 幹事懇終了後、与党筆頭幹事の自民党の新藤義孝元総務相は「緊急事態条項や議員任期、安全保障について議論を再開すべきだという強い意見が各党から出た」と説明。維新の馬場伸幸代表は記者会見で、国会議員の任期延長に関し、「条文作成に取りかかるべきだ」と訴えた。
 昨年の通常国会で予算案の審議中に審査会を開いたことを踏まえ、自民党は早期の審査会開催を模索し、8日の幹事懇を呼び掛けた。立民は反発して欠席したため、維新は国会共闘の解消を示唆し、立民に方針転換を迫っていた。

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