米空軍、オスプレイ飛行再開 構造的不具合は解決せず

東京, 9月3日, /AJMEDIA/

米空軍は2日、地上待機させていた輸送機CV22オスプレイの飛行を再開したと明らかにした。事故やトラブルが相次ぎ、8月16日から安全確認のため全機の飛行を一時停止していた。
 米空軍特殊作戦司令部は時事通信の取材に対し、司令官のスライフ中将が今月2日に飛行再開を許可したと表明。具体的な対策としては、離陸時の操縦方法の変更や不具合が発生した場合の対応の訓練強化などが含まれる。
 同司令部によると、問題は2基あるエンジンのうちの1基とプロペラをつなぐクラッチの不具合にあった。安全上の構造的な解決には至っておらず、「根本的な原因を特定し、解決策を見いだすのが長期的な目標だ」としている。

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