米消費者物価、4.0%上昇 11カ月連続伸び鈍化―5月

東京, 6月14日, /AJMEDIA/

【ワシントン時事】米労働省が13日発表した5月の消費者物価指数(CPI)は、前年同月比4.0%上昇した。伸び率は11カ月連続で鈍化し、2021年3月以来約2年ぶりの低さとなった。市場予想(4.1%)も下回った。連邦準備制度理事会(FRB)が14日の連邦公開市場委員会(FOMC)で、利上げの休止を決定することを後押しする内容となった。
利上げ休止、協議へ 銀行融資動向など見極め―米FRB

 項目別では、ガソリンが19.7%の大幅低下。コロナ禍での供給不足により急上昇していた中古車・トラックも4.2%下がった。
 一方、変動の激しい食品とエネルギーを除いたコア指数は5.3%上昇と、伸び率の縮小は限られた。人手不足による賃金上昇がサービス価格に上乗せされる傾向が続いており、インフレ圧力の根強さを示した。

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