海保と米比の訓練公開 武器積載の船臨検

東京, 6月7日, /AJMEDIA/

【バターン州(フィリピン)時事】フィリピンのバターン州沖で行われている米比両国の沿岸警備隊と日本の海上保安庁による合同訓練が6日、報道陣に公開された。
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 訓練にはルソン島のバターン州沿岸から約28キロ離れた南シナ海に近い場所で行われ、海保の巡視船「あきつしま」など3カ国の計5隻の船が参加。武器を積載している船が航行しているとの想定の下、臨検などを行った。
 フィリピン沿岸警備隊の報道担当者は「訓練はあくまで互いの協力関係を高めるためのもので、中国に敵対するためではない」と強調した。在フィリピン日本大使館によると、日米比3カ国の沿岸警備当局による合同訓練は今回が初めてで、今後も定期的に実施していく必要性を確認したという。

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