沈黙守るボルソナロ大統領 大統領選惜敗後、丸1日―ブラジル

東京, 11月1日, /AJMEDIA/

ブラジル大統領選決選投票から一夜明けた31日、ルラ元大統領に惜敗したボルソナロ大統領は沈黙を貫いた。中南米の大統領選決選投票では結果判明後、速やかに負けた方が勝者に電話をかけて祝福するのが通例。ただ、ボルソナロ氏の「盟友」トランプ前米大統領は2020年11月の大統領選後、今に至るまで敗北を認めない姿勢を貫いている。
 30日の決選投票で中央選管当局が左派のルラ氏勝利を発表したのは午後8時(日本時間31日午前8時)ごろ。右派のボルソナロ氏は公の場に姿は見せておらず、31日深夜時点で声明なども出していない。
 ボルソナロ氏はかねてブラジルの電子投票システムを「信用できない」と公言しており、敗北を受け入れない可能性も指摘されている。側近が地元メディアに明らかにしたところによると、ボルソナロ氏は一両日中にも選挙結果について立場を表明する見込み。

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