東京株、2万7000円割れ 米欧金融機関への不安継続

東京, 3月21日, /AJMEDIA/

20日の東京株式市場は、米欧の金融機関に対する信用不安がくすぶり、ほぼ全面安の展開となった。日経平均株価の終値は前週末比388円12銭安の2万6945円67銭と反落。終値としては1月23日以来、約2カ月ぶりに2万7000円を割り込んだ。
スイス金融最大手UBSによる同業のクレディ・スイス買収合意は好意的に受け止められたものの、米国の地方銀行の経営を巡る不透明感は根強く、積極的な買いは手控えられた。東証プライム上場銘柄の94%が値下がりした。
 市場関係者は「破綻行の預金者は保護されるが株主は保護されない。米地銀株の売りが止まるか分からず、東京市場の休場を控え持ち高を減らす動きが優勢だった」(銀行系証券)と指摘した。

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