朝日新聞カメラマン負傷 ウクライナ首都にミサイル攻撃

東京, 1月1日, /AJMEDIA/

 ウクライナの首都キーウ(キエフ)に31日、ロシア軍によるとみられるミサイル攻撃があり、クリチコ市長が通信アプリ「テレグラム」で明らかにしたところによると「日本人ジャーナリスト」1人が負傷した。朝日新聞電子版によれば、映像報道部の関田航記者(36)が足を負傷し、病院で治療を受けているという。
 ウクライナのティモシェンコ大統領府副長官は、キーウのホテルの一部が崩れ落ちた写真をテレグラムに掲載。ロシアを「テロリストで殺人者。崩れたホテルを見て、新年の宴席で喜ぶのだろう」と糾弾した。
 現地紙ウクラインスカ・プラウダによれば、キーウへの攻撃で1人が死亡、20人が負傷しているという。
 テレグラムに投稿された写真では、足を負傷したとみられる日本人とされる男性が、ウクライナ軍関係者2人に両脇を抱えられて救護・搬送される様子が映っている。首にはカメラをぶら下げている。この男性の命に別条はないもようだ。
 ウクライナ侵攻を巡り、現地で日本人ジャーナリストの負傷が伝えられるのは初めてとみられる。これとは別に、2022年11月には東部で戦闘に参加していた日本人義勇兵の男性1人の死亡が明らかになった。

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