庁舎移転「反対」多数 投票率50%割れ、尊重義務なし―高知県室戸市

東京, 2月20日, /AJMEDIA/

 高知県室戸市で19日、老朽化した現庁舎の移転整備の是非を問う住民投票が行われ、即日開票の結果、移転への反対が多数を占め、賛成を2000票近く上回った。市の住民投票条例では投票率50%以上の場合、市は結果を尊重する義務があると定めているが、46.43%と下回った。
 結果について、植田壮一郎市長は「こんなに大差になるとは思わなかった。結果を真摯(しんし)に受け止め、議会の賛同が得られるような提案をしたい」と記者団に述べた。

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