岸田首相がコロナ感染 アフリカ中東訪問見送り

東京, 8月22日, /AJMEDIA/

 政府は21日、岸田文雄首相が新型コロナウイルスに感染したと発表した。現職首相の感染が確認されたのは初めて。首相周辺によると、症状は軽く、首相公邸で療養している。今月下旬に予定していたアフリカ・中東歴訪は見送る。チュニジアで開かれる第8回アフリカ開発会議(TICAD8)にはオンラインで参加する見通しだ。
 首相は20日夜から微熱やせきなどの症状が出たため、21日午前10時に公邸でPCR検査を受け、同日午後4時に陽性と判明した。症状は同日夜時点で、せきが出る程度だという。
 首相は27~28日にアフリカのチュニジアで開かれるTICAD8に出席し、その後、中東のカタールとアラブ首長国連邦(UAE)を訪問する方向で最終調整していた。30日まで公邸で療養しつつオンラインで公務を行う考えだ。
 首相は15日の公務を終えた後、夏休みに入った。17~19日に静岡県で家族と静養し、22日に復帰する予定だった。家族は陰性という。首相は12日に4回目の新型コロナワクチンを接種していた。

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