岸田首相、リモートで公務開始 コロナ感染で、臨時代理は置かず

東京, 8月22日, /AJMEDIA/

 岸田文雄首相は、新型コロナウイルス感染判明から一夜明けた22日午前、公邸内でリモートワークによる公務を開始した。首相周辺によると午前中は機材の準備のため訪れた秘書官とごく短時間接触したほか、オンラインで打ち合わせを行った。午後も通常の日程をオンラインでこなす。
 松野博一官房長官は記者会見で、「首相が感染した場合に備え、テレワークの環境を整備してきた。日ごろと同様の業務遂行が可能だ」と強調。内閣法が定める「首相に事故のあるとき」に当たらないとして、臨時代理は置かないと説明した。

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