実際に動かせる総排気量28ccの超小型V8エンジン「Toyan Xpower-V8」–最高出力

東京, 11月27日, /AJMEDIA/

 組み立てるのには手間や時間がかかりそうだが、完成して動かせたときの達成感が大きそうな模型として、実際に動く超小型エンジン組み立てキット「Toyan X-Power」を以前取り上げた。

 今回は、X-Powerのパワフルな姉妹品であるミニチュアV8エンジン「Toyan Xpower-V8」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中。

 Xpower-V8は、サイズが12.3cm×12.7cm×3.2cm、重さが2.05kgの超小型4ストロークV8エンジン。メタノール燃料で動かせる。排気量は、X-Powerが2気筒で合計7.0ccだったのに対し、Xpower-V8は1気筒あたり3.5ccで8気筒、つまり総排気量28ccだ。

 ボア(内径)は16.6mm、ストローク(行程)は17mmあり、X-Powerと同じ。回転数は最大1万2500rpmの高回転型で、最高出力は4.35馬力。水冷方式であるため、オーバーヒートしにくいだろう。

 X-Powerは組み立てキットとして提供されたが、Xpower-V8は完成した状態で送られてくる。ただし、自分で分解して組み立て直す楽しみ方も可能だ。単に動くようすを眺めるだけでなく、10分の1スケールの車や飛行機、船などのラジコンの動力としても利用できる。

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