女性のスタジアム入場拒否 サッカーW杯予選、大統領が調査命令―イラン

東京, 3月31日, /AJMEDIA/

 AFP通信などによると、イラン北東部マシャドで29日に行われたサッカーワールドカップ(W杯)アジア最終予選の対レバノン戦で、チケット購入済みの女性客約2000人がスタジアムへの入場を拒否された。イランでは女性のサッカー観戦が2019年に解禁されている。抗議する女性に対し、催涙スプレーがまかれた可能性があり、ライシ大統領は30日、内務省に調査を命じた。
 入場拒否に対する批判の高まりを受け、地元自治体首長は国営テレビで「多くの人が入場できなかったことに謝罪する」と表明。司法当局者はラジオで「お粗末な運営」と非難した。イラン代表選手も「女性が競技場に来たとして、何か(問題)が起きるとは思わない」と語った。

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