太平洋3カ国に海底ケーブル 日米豪、中国対抗で資金支援

東京, 12月13日, /AJMEDIA/

日本と米国、オーストラリアは12日、太平洋島しょ国のミクロネシア連邦とナウル、キリバスでインターネットの接続を改善するため、これら3カ国を海底ケーブルで結ぶ事業に資金支援すると発表した。インド太平洋地域で台頭する中国に対抗し、地域開発を支援する狙いだ。
 事業では太平洋3カ国を結ぶ海底ケーブルを新たに敷設し、既存のケーブルと接続させる。具体的な支援額は不明。6カ国の共同声明は「3カ国の約10万人に対し、より速く、品質や信頼性が高く、安全な通信を提供する」と強調した。
 この事業は当初、世界銀行主導で進められていた。しかし、中国企業が入札を通じて事業に参加すれば安全保障上の脅威になると米国が警告し、事業はこう着状態に陥ったと報じられていた。

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