和歌山、無党派7割弱が維新 自民支持層3割も―衆参補選・出口調査

東京, 4月24日, /AJMEDIA/

23日投開票された衆参5補選で時事通信が行った出口調査によると、衆院和歌山1区で「支持政党なし」と答えた無党派層のうち、66.7%が勝利を決めた日本維新の会の林佑美氏に投票した。自民党支持層からも3割近くが林氏に流れた。自民の門博文氏は同党支持層の66.0%から票を得た。
衆参5補選、自民が4勝 政権運営に追い風―和歌山は維新、立民全敗

 野党候補が乱立した衆院千葉5区では、無党派層の51.5%が立憲民主党の矢崎堅太郎氏に、12.1%が維新の岸野智康氏に投票。自民の英利アルフィヤ氏は9.1%にとどまった。
 衆院山口2区と参院大分選挙区では、自民の岸信千世氏と白坂亜紀氏がいずれも同党支持層の8割近くを得た。無党派層の投票先を見ると、山口2区では81.6%が無所属の平岡秀夫氏、参院大分では73.1%が立民の吉田忠智氏だった。
 調査全体で、岸田内閣を支持すると答えた人は43.1%、不支持は24.1%。「どちらとも言えない・分からない」が32.8%だった。
 次期衆院選の比例代表の投票先を尋ねたところ、自民37.1%、維新8.9%、立民8.7%で、「決めていない」が31.6%だった。
 投票に当たり、最も重視した政策は「物価高対策」31.3%が最多で、「子育て・少子化対策」19.5%、「外交・安保」8.4%と続いた。
 調査は23日の投票直後の有権者を対象に行い、計585人から回答を得た。

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