反撃能力保有、米国が支持 日米防衛相が会談

東京, 9月15日, /AJMEDIA/

浜田靖一防衛相は14日(日本時間15日未明)、米ワシントンでオースティン国防長官と会談した。浜田氏が敵のミサイル発射拠点などをたたく「反撃能力」(敵基地攻撃能力)の保有を含む防衛力の抜本的強化方針を説明したのに対し、オースティン氏は「強い支持」を表明した。
 中国が台湾への軍事的圧力を強めるなど厳しさを増す東アジアの安全保障環境を背景に、岸田文雄首相は防衛費の「相当な増額」を表明。年末の国家安全保障戦略など3文書改定へ向け、防衛費増額や反撃能力の保有の是非などが焦点となっている。
 対面での会談は浜田氏の就任後初めて。オースティン氏は台湾情勢をめぐり、「中国の威圧的な行動は挑発的であり、安定を損ない、前例のないものだ」と非難。その上で「日本の防衛に対するわれわれの揺るぎないコミットメント(責任)を再確認する」と強調した。

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