北海道とNZ大使館が覚書 農業や先住民交流で関係強化

東京, 4月23日, /AJMEDIA

 在日ニュージーランド(NZ)大使館と北海道は22日、東京都内のNZ大使館で開かれた式典で、相互の関係強化をうたった覚書を交わした。立ち会った来日中のアーダーンNZ首相は「教育や農業、スポーツ、アイヌとマオリの先住民などの分野を中心に協力を強化する」と強調した。
 今回は2017年5月に交わした覚書を更新した。北海道側で代理署名した浦本元人副知事は、新型コロナウイルス禍でもインターネットを活用して「交流を着実に深めてきた」と述べた。
 一方、NZは新型コロナの水際対策を緩和し、日本人旅行者の入国を5月2日から再開する。アーダーン氏は「皆さんと直接つながり、関係を築いていきたい」と意欲を示した。
 これとは別に、アーダーン氏と共に来日したオコナー貿易・輸出振興相が21日、金子原二郎農林水産相と会談。北海道での乳牛用の牧草生産をめぐる技術交流の促進などで、意見を交換した。

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