北朝鮮、抜き打ちでICBM訓練 日米韓、爆撃機飛行で対抗

東京, 2月20日, /AJMEDIA/

北朝鮮の朝鮮中央通信は19日、既存の大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星15」の発射訓練を18日に行い、成功したと伝えた。部隊に事前に発射計画を伝えない「抜き打ち」で実施した。一方、米空軍は19日、航空自衛隊、韓国空軍とそれぞれ日本海、朝鮮半島の上空で
 同通信によると、昨年11月にICBM「火星17」の発射実験を担ったICBM部隊に、18日未明に待機指示が下され、同日午前8時に金正恩朝鮮労働党中央軍事委員長(総書記)名の命令書が出された。
 発射訓練は、最近存在が明らかになった「ミサイル総局」が指揮し、18日午後に平壌から高角度のロフテッド軌道で発射。最高高度約5770キロ、飛距離約990キロに達し、約67分間にわたり飛行し、日本海上の目標海域に正確に着弾したという。同通信は「敵対勢力に対する致命的な核反撃能力を構築するための努力の実証」と強調した。

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