中国・北京で江沢民氏を追悼 習氏、天安門事件に言及

東京, 12月6日, /AJMEDIA/

11月30日に死去した中国の江沢民元国家主席(元共産党総書記)の追悼大会が6日午前(日本時間同)、北京の人民大会堂で行われた。全土や在外公館で半旗を掲げ、3分間の黙とうをささげた。葬儀委員会の主任委員を務める習近平国家主席は弔辞で江沢民氏を「崇高な威信を持つ卓越した指導者」とたたえ、「偉大な人物を失ったことに深い悲しみを感じる」としのんだ。
 江氏は、民主化を求める学生らを武力弾圧した1989年6月の天安門事件後に総書記に抜てきされた。習氏は「89年の春と夏の交わる頃にわが国で政治的風波(騒動)が発生した」と事件に言及。「江氏は旗幟(きし)鮮明に動乱に反対し、社会主義政権を守った」と指摘した。西側諸国の制裁で「空前の困難と圧力に直面」する中、「外交闘争を展開し、国の安全と安定を守った」とも述べた。

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