中国、日本公使に懸念伝達 G7声明に「強烈な不満」

東京, 4月20日, /AJMEDIA/

【北京時事】中国外務省は19日、劉勁松アジア局長が在中国日本大使館の小泉勉特命全権公使に対し、先進7カ国(G7)外相会合を巡り、「厳正な申し入れを行い、深刻な懸念と強烈な不満を表明した」と発表した。中国の「現状変更の試み」への反対や、台湾海峡の平和と安定の重要性などを盛り込んだG7外相声明に抗議したとみられる。
 日本大使館の発表によれば、小泉氏は反論し、「中国を巡る深刻な懸案事項」について日本の立場を伝えた。中国外務省の汪文斌副報道局長は19日の記者会見で、「台湾は中国の領土の一部だ」と重ねて主張。声明を念頭に「台湾独立の挑発を容認し、中国の統一を阻害している」とG7外相会合を非難した。

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