トランプ氏、全37件で無罪主張 機密持ち出しで起訴―米大統領経験者初の連邦法違反

東京, 6月14日, /AJMEDIA/

【ワシントン時事】退任時に米ホワイトハウスから機密文書を持ち出したとして起訴されたトランプ前大統領は13日午後(日本時間14日未明)、南部フロリダ州マイアミの連邦裁判所に出廷した。罪状認否で、37件の起訴内容について全て無罪を主張した。米メディアが伝えた。
「特別検察官は正気じゃない」 トランプ氏が猛反発

 午後2時(同午前3時)前に裁判所に到着したトランプ氏は、指紋採取などの司法手続きを終え、罪状認否に臨んだ。米史上初めて、大統領経験者であり大統領選の候補者でもある人物が連邦法違反の罪に直面する。前例のない裁判のため今後の手続きの見通しも不透明だ。
 この後、東部ニュージャージー州で支持者を前に演説。「史上最悪の権力乱用であり、ファシストや共産党国家レベルの政治的迫害だ」「バイデン(大統領)は最も腐敗した大統領として記憶されるだろう」などとまくし立て、徹底抗戦を誓った。

Follow us on social

Facebook Twitter Youtube

Related Posts