ガーシー氏「本会議で陳謝」の意向 3月上旬にも、除名回避狙いか

東京, 2月28日, /AJMEDIA/

 国会欠席を続け、参院から「公開議場での陳謝」を求められているNHK党のガーシー(本名・東谷義和)参院議員は27日、秘書を通じ、本会議での陳謝に応じる意向を文書で伝えた。陳謝の場となる参院本会議は3月上旬にも開かれる見通しだ。
 海外滞在中のガーシー氏は、石井準一参院議院運営委員長宛ての文書で「本会議へ出席し、院議に従い、陳謝文を朗読します」と伝達。ガーシー氏はこれまで「不当な拘束を受ける」などと主張し、帰国を拒否していた。
 昨年7月の初当選以降、国会に一度も登院していないガーシー氏に対し、参院は2月22日、4段階のうち3番目に重い「公開議場での陳謝」を科す懲罰を決定。27日が回答期限だった。陳謝に応じない場合、最も重い「除名」処分も検討されており、ガーシー氏は除名を避けたい意向とみられる。
 ガーシー氏を巡っては、複数の著名人らを中傷、脅迫した疑いがあるとして、警視庁が暴力行為等処罰法違反(常習的脅迫)容疑などで関係先を家宅捜索した。NHK党の立花孝志党首は27日、ツイッターに「帰国に関する質問には警備の都合上、回答しない」と記し、帰国時期など詳細には言及しなかった。

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