オカムラ、メタバース空間向けデジタル家具などの販売サイト「RoomieTale」を5月開設

東京, 03月21日 /AJMEDIA/

オカムラは3月18日、メタバース(仮想空間)用の企業公式3Dデータ販売サイト「RoomieTale(ルーミーテイル)」を、5月にオープンすると発表した。

 「RoomieTale」は、メタバースに最適化した3Dデータを販売するサイト。オカムラのデジタル家具だけでなく、さまざまな企業へ製品3Dデータの出品を募り、バーチャル空間での暮らしを豊かにするデジタルインテリアを販売予定としている。

 多くのメタバースプラットフォームでは、ワールドと呼ばれる多種多様な仮想空間をユーザーが自ら制作することが可能。ワールドには、3D素材のインテリアを配置できるが、データが軽く質の高い3D素材を自作するにはスキルと手間がかかり、購入するには市場に少ないのが現状と指摘。

 RoomieTaleは、企業が公式に提供する3Dデータを販売するサイトとして、メタバースに最適化された、データが軽く安全で質の高い3Dデータを提供するという。3Dデータは、メタバースプラットフォーム上で購入者自身が制作するマイルームやバーチャルオフィスなどのさまざまな空間へ設置でき、購入者が独自のカスタマイズを施すことも可能となっている。

 オカムラでは、バーチャル空間での暮らしを豊かにするとともに、販売サイト運営を通じて出品企業や出品企業同士、ユーザーとのコミュニケーションを生み出すことで、共創への発展を期待するという。

 なお、RoomieTaleオープンを記念したオンラインイベント第一弾として、3D空間コンペ「RoomieTale HomeWorld Competition」を開催。「あなたのアバターが暮らす部屋」をテーマにした3D作品を募集する。応募資格は問わず、募集期間は3月18日~5月6日。応募された作品はスペシャルサイトにて公開し、一般投票にて入賞者を決定。入賞者の発表は後日開催するVRChat特設ワールドでの発表イベントにて行い、入賞者の3D作品展示を行うとしている。

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