東京, 10月5日, /AJMEDIA/
政府は５日、ロシアの軍事侵攻を受けて閉鎖していたウクライナの首都キーウ（キエフ）の日本大使館を再開したと発表した。安全対策の観点から、当面は松田邦紀大使ら最小限の職員数で勤務。業務内容も、現地での情報収集や同国政府との連絡・調整などに限定する。
大使館は３月に閉鎖しており、再開は７カ月ぶり。松野博一官房長官は記者会見で「十分な安全対策を講じることにより、大使館業務を行うことが可能と判断した」と説明した。
これに伴い、同国の西部リビウの臨時連絡事務所は、同日付で閉鎖。ビザ（査証）発給などの領事業務は、引き続き隣国ポーランドの日本大使館などで対応する。
