イブに大寒波襲来 各地で停電、交通に乱れ―米

東京, 12月25日, /AJMEDIA/

 米国各地で24日、この冬一番の寒波が襲来した。悪天候による停電や交通事故のほか、空の便も欠航や遅延が続出。クリスマス休暇の人々の足が大幅に乱れている。
 国立気象局(NWS)によると、東部ペンシルベニア州ピッツバーグの24日の最高気温は氷点下13度で、1983年のクリスマスイブの過去最低を更新。南部ジョージア、サウスカロライナ両州も、最高気温が観測史上最低となる見通しだ。
 航空情報サイトによれば、24日は2700便以上が欠航、6400便以上が遅延した。NWSは「寒波はクリスマスいっぱい続く」と予想しており、多くの人が外出や遠出を断念せざるを得ないとみられている。
 報道では、道路氷結に伴う事故などで少なくとも16人が死亡。3人が命を落とした南部ケンタッキー州のビシア知事は24日、自宅にとどまるよう住民に呼び掛けた。大雪となったニューヨーク州バファローでは自動車の運転禁止が発令された。
 また、暖房需要の急増や風雪による送電線損傷でエネルギー供給に不具合が発生し、70万人以上が停電に見舞われた。南部ノースカロライナ、サウスカロライナ両州では24日に電力会社が15~30分の計画停電を実施した。(ロイター時事)。

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