アゼルバイジャン駐日大使、新潟「佐渡島の金山」の世界遺産登録へ「サポートしたい」…花角英世知事の協力要請に応じる

東京, 04月17日 /AJMEDIA/

アゼルバイジャンのギュルセル・イスマイルザーデ駐日大使が4月15日、新潟県庁で花角英世知事に面会した。花角知事は世界文化遺産登録を目指す「佐渡島(さど)の金山」について、登録への協力を要請。大使は「サポートしたい」と応じた。今後の交流促進に関しても意見を交わした。

 大使は2024年1月、新潟県などが飯倉公館(東京)で行った佐渡金山などの魅力を海外外交団に発信するレセプションに参加。これをきっかけに新潟県との関係を深めようと花角知事を訪ねた。

 花角知事は、佐渡金山の登録の可否を審議する世界遺産委員会が2024年夏に開かれることをあらためて説明。アゼルバイジャンは委員国ではないが、大使は「和食」が2013年にユネスコの無形文化遺産に登録された際の委員会開催地だったとし、「縁がある。佐渡についても(登録に向け)サポートしたい」と述べた。

 また、大使はアゼルバイジャンが原油・天然ガス生産国であり、エネルギー関連産業が根付く新潟県と共通点があるとし、「親日の国だが、新潟のことはまだ知られていない。地域間交流が必要だと思う」と提案した。花角知事は「アゼルバイジャンの魅力を感じた。新潟との接点ができそうな気がする」と、交流に期待した。

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