「Pixel 8a」、Tensor G3搭載などで「Pixel 8」に近くなる可能性

東京, 03月23日 /AJMEDIA/

最近のリーク情報が正しければ、Googleの「Pixel 8a」は上位モデル「Pixel 8」と多くの類似点を持つ機種になりそうだ。Android Authorityの報道によれば、同社が今後発売するとみられるミッドレンジのPixel 8aでは、プロセッサーにPixel 8と同じ「Tensor G3」が採用されるという。また、ディスプレイのリフレッシュレートも7aよりも高い120Hzになる可能性があり、これが実現すれば、フラッグシップモデルであるPixel 8との差はさらに縮まる。
この報道が正しければ、Googleは2024年も前年の7aで取ったアプローチを継続するということになる。Pixel 7aは、価格を100ドル下げたPixel 7のように感じられた。

 Googleは、現時点では今回のリーク情報に関するコメント依頼に応じていない。

 類似点はデザインや画面の輝度にも及ぶ可能性がある。記事によれば、Pixel 8aの最大輝度はPixel 8と同じ1400ニトに引き上げられるという。最大の違いはカメラで、Android Authorityは、Pixel 8aでは、7aと同じく6400万画素のメインカメラ、1300万画素の超広角カメラ、1300万画素の前面カメラが搭載される見込みだと報じている。一方、Pixel 8のメインカメラは5000万画素、超広角カメラは1200万画素、前面カメラは1100万画素となっている。

 数字だけを見ると、Pixel 8aの方がPixel 8よりも優れているように見えるかもしれない。ただし筆者が、Pixel 7とほぼ同じカメラ構成であるPixel 8とPixel 7aを比較した際には、ほとんど差は感じられなかった。Googleは当時、筆者の問い合わせに対して、Pixel 7のカメラセンサーはPixel 7よりも大きく、高感度であるため、解像度が低くてもが画質は向上するはずだと回答している。Pixel 8aにも同じことが当てはまるのかもしれない。

 また報道によれば、Pixel 8aではDisplayPortにも対応し、外部モニターに接続できるようになりそうだ。Android Authorityは別の記事で、Pixel 8と「Pixel 8 Pro」にも同じ機能が導入される可能性があると報じている。

 Pixel 8aに関する最大の注目点は、Pixel 8や8 Proと同じように、最新バージョンのAndroidとセキュリティアップデートが7年間提供されるかどうかだろう。もしそうなれば、Pixel 8aの値打ちはさらに上がり、最近発表された、4年間のOSアップデートおよび5年間のセキュリティアップデートしか受けられないサムスンの「Galaxy A35 5G」や「Galaxy A55 5G」との競争でも有利になる可能性がある。

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