「辞任は当然」「遅い」 首相長男更迭受け与野党

東京, 5月30日, /AJMEDIA/

 岸田文雄首相が、長男で政務担当の首相秘書官を務める翔太郎氏を更迭すると表明したことを受け、野党からは29日、「公私混同の色彩が強い人事だったし、辞任は当然だ」(立憲民主党の泉健太代表)と批判する声が相次いだ。
岸田首相、翔太郎秘書官更迭 公邸忘年会問題でけじめ

 泉氏は東京都内で記者団の取材に「度重なる公私混同。国民に対する説明や謝罪にも欠けていた」と語った。立民中堅も「遅きに失した」と述べ、問題が発覚した直後に更迭しておくべきだったと指摘した。
 国民民主党幹部は「残念だ。自分の口で反省の弁を述べるべきだ」として説明責任を果たすよう求めた。
 一方、自民党は反応が分かれた。中堅は「辞めさせるのが遅い」と首相対応の遅れを指摘。別の中堅は「(翔太郎氏を)これ以上傷つけないようにすることに尽きる」と理解を示した。

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