「小幅増産維持」有力か 備蓄放出への対応焦点―産油国の協議始まる

東京, 12月02日, /AJMEDIA/

石油輸出国機構(OPEC)は1日、テレビ会議で総会を開き、生産方針に関する協議を始めた。日米中など主要消費国が石油備蓄の放出を決めたことへの対応が焦点。ロシアをはじめとする非加盟の産油国を加えた「OPECプラス」の閣僚級会合を2日に開いて意見集約を図る予定で、小幅な増産を続ける従来方針の維持が有力とみられている。
 OPECは1日の総会で今後の産油量などに関する決定を行わず、2日の会合に結論を持ち越した。ロイター通信はOPEC関係者の話として、総会では生産方針の変更を議論していないと報道。また、イラクのアブドルジャバル石油相は国営通信に「OPECは現在の生産方針を短期的に延長することで合意するだろう」と語ったという。

Follow us on social

Facebook Twitter Youtube

Related Posts