「チャレンジャー」の残骸発見 86年に米フロリダ州沖で爆発事故―NASA

東京, 11月11日, /AJMEDIA/

 米航空宇宙局(NASA)は10日、1986年に打ち上げ直後に爆発したスペースシャトル「チャレンジャー」の残骸が南部フロリダ州沖で見つかったと明らかにした。チャレンジャーの残骸発見は25年ぶり。
 NASAによると、見つけたのはドキュメンタリー番組取材班のダイバー。45年12月5日に消息を絶った飛行機の残骸を探すためフロリダ州沖を調査中、海底で大半が砂に覆われた長さ約6メートルの機体の一部を発見し、NASAに通報した。NASAのネルソン長官は声明で、「この悲劇がいかにわれわれを変えたかを振り返るため、もう一度立ち止まる機会を与えてくれる」と述べた。
 チャレンジャーは86年1月28日、フロリダ州のケネディ宇宙センターから打ち上げられた73秒後に爆発。乗員7人全員が死亡し、米国の宇宙開発史上最悪の事故となった。(ロイター時事)。

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