「ガクチカ」やめます 来年春入社以降、プレゼン選考に―日立

東京, 3月11日, /AJMEDIA/

日立製作所は10日、来年春以降に入社する新卒採用選考の最終面接で、入社後にどの職種でどのように社会課題の解決に取り組むのか、応募者にプレゼンテーションしてもらう「プレゼン選考」を導入すると発表した。「学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)」を中心に質疑し、総合的に人物・能力を評価する従来の手法から、より職種理解に根差した選考に改める。
2024年度に入社する新卒社員は、大学入学当初からコロナ禍で対面での活動を制限された初めての世代でもあることを踏まえ、ガクチカの質問は行わないことにした。新たに日常業務に近いプレゼンと質疑応答を用いることで、本人のキャリア観や希望職種とのマッチング、職務遂行能力を見極める考えだ。
 ガクチカについての質疑は企業各社の新卒採用面接の「定番」となっていたが、日立同様に見直す動きが広がる可能性もある。

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