自民茂木幹事長 安倍派幹部務めた議員念頭 さらなる聴き取りへ

東京, 03月24日 /AJMEDIA/

派閥の政治資金パーティーをめぐる問題で、自民党の茂木幹事長は、処分に向けて事実関係がはっきりしていないところがあるとして、安倍派の幹部を務めた議員を念頭にさらなる聴き取りを行う考えを示しました。

今回の問題で、自民党執行部は事務総長経験者らを厳しい処分とする方針で、岸田総理大臣がアメリカを訪問する前、来月の第1週に決定する方向で調整を加速させることにしています。

こうした中、自民党の茂木幹事長は石川県輪島市で記者団に対し「事実関係についてまだはっきりしていない部分もある。党としても何らかの形で確認する努力がさらに必要だと考えている」と述べました。

そのうえで、記者団が安倍派の幹部への聴き取りを行う方針かと質問したのに対し「まだ決まっているわけではないが、特に事情を知っているであろう方を想定している。そうしたことも踏まえて早急に政治責任のあり方、けじめについて結論を出したい」と述べました。

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