維新 馬場代表 “自民に代わる政権政党目指す” 結束呼びかけ

東京, 03月25日 /AJMEDIA/

日本維新の会が党大会を開き、馬場代表は「自民党に代わる政権政党を目指す」と述べ、結束を呼びかけました。そして次の衆議院選挙での与党の過半数割れなどを目標に掲げた活動方針を決定しました。

日本維新の会の党大会は、24日午後、京都市内のホテルで開かれました。

この中で馬場代表は、自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる問題について。

「国民の怒りは今まで以上のものがある。徹底的に真相を究明していくとともに、来月設置される予定の国会の特別委員会で、再発防止のための法改正や調査研究広報滞在費の使途公開に決着がつくよう議論したい」

「自民党の支持率は下がっているが、維新の会をはじめ野党の支持率は上がっていない。今まで以上の活動をしなければ、選挙で当選することは夢のまた夢になる」

そして、次の衆議院選挙の時期は6月が濃厚だという見方を示し「自民党に代わる政権政党を目指し、一歩ずつ歩みを進め加速させる時期にきている。日本を二大政党にして保守政党どうしの改革合戦に持って行く。一致団結して戦い抜きたい」と述べ、結束を呼びかけました。

党大会では、次の衆議院選挙で野党第一党と与党の過半数割れを目指し、今後3回以内の衆議院選挙で、政権獲得を実現することなどを目標に掲げた活動方針を決定しました。

【解説】今後の方針と課題は?
(政治部・谷井実穂子記者)
日本維新の会は自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる問題を受けて、岸田政権に対抗する姿勢を鮮明にしています。

党大会では次の衆議院選挙で与党の過半数割れを目指す方針を打ち出しました。

立憲民主党などほかの野党との候補者調整は行わず、独自に勢力の拡大を図る方針です。

ただ、党執行部からは「関西以外では思うように浸透していない」という声も聞かれ、全国にどう支持を広げていくかが引き続き課題となります。

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